手やすり作業から、サンドペーパーの加工作業に変わります。最初は粗めのペーパーでの作業です。
サンドペーパーはさらに中目のものに変わります。本体全体に丁寧に触れていく作業が続きます。
サンドペーパーはさらに細目に変わります。この段階で再確認をし、音色との関係い変化が出てきた場合は、形状を変えて同じような作業を繰り返します。樹種によっては、水打ち作業が加わり、さらに磨きの工程を繰り返します。
手やすり加工作業は、さらに次の段階になります。荒取りされた木の表面を丁寧に仕上げていきます。
手やすり加工作業は、さらに目の細かいもので仕上げられていきます。この段階で気になるところが修正されていきます。
太くて四角い形を手カンナで根気よく削る作業です。この段階で、ある程度息を通して、本体の響きを確かめます。その共鳴や指先に感じる振動の状態を確かめてつつ仕上がりの形を予測していきます。
ある程度削り落した後から、粗めの手やすりでさらに形を絞り込みます。手の感触でフルートとのつながりを確かめ、樹の個性が生かされるための模索を続けます。息を通しての確認作業が続きます。
さらに次の段階の手やすり作業が続きます。使う道具によって、木との触れあい方にも変化が生まれてきます。新たな感覚が生まれ、木とのつながりが深くなります。
窓がひとつ、ドアがひとつの小さな工房の壁にはマイフルートの製作依頼の注文票が掛けてあります。オーダーメイドのラブフルートたちは、色んな形で出会った方々のところに旅立っていきます。
出会い方と注文票の細かな内容を見ながら、じっくりと製作しています。樹種の選択、バードの樹種とデザイン、ボタンの樹種、ホール数、指のポジション、太さ、長さ、表面の仕上げ、音色の好みなど、一つ一つ確かめながら作業を進めています。
板材から切り出された様々な樹木たちが並んでいます。この中から、選ばれた木がいろんな段階を経てラブフルートの形になっていきます。アスナロ、クルミ、レッドシダー、ブラックウォールナット、ミズナラ、カラマツ、イタヤカエデ、ピーラー、エンジュ、ボダイジュ、ポプラ、ネム、シウリザクラ、サクラ、クワ、クリ、セン、ヒノキなどなど......。
窓の中では、こうした真鍮の板の加工をしています。
これはラブフルート(インディアンフルート/ネイティブアメリカンフルート)の演奏のための部品の一つです。
こうした真鍮板の代わりに、なめした皮や樹脂板を使用するものあります。或いは板状のものを使わずに
バードと呼ばれる部品を加工したり、ラブフルート本体を加工する方法もあります。
必要な大きさにカットした真鍮板の内部を切り抜き、角を切り落とし、角にやすりをかけ、切り取った時の歪みを取るために板全体を叩いて平面性を出すための下準備をする作業です。
加工工程はさらに続きます。
真鍮板はラブフルート本体のホールと合わせるために慎重に調整していきます。ヤスリの種類を変えながら作業を進め、歪みを取り、強度を出すために周辺を先端加工したハンマーで叩きます。
窓の奥で、こうした作業が繰り返されています。
窓から中の様子を眺めますと、毎日コツコツと作業をしています。この写真は厚さ0.7mmと1mmの真鍮板加工作業をしているところです。一日の大半は、作業服と帽子とエプロン姿で過します。
どちらも手前に見える金切バサミで大きな板を切り分け、必要な長さに切り取ります。なぜ、真鍮板を切っているのかはこの後の書き込みで少し紹介したいと思っています。
今年は工房窓際のバードテーブルに野鳥があまり来ていません。一気に雪が積もった数日はシメたちが群れになってやってきましたが、窓の奥の住人が気になってかなり注意深く様子を見て餌を取りにきています。これから、ゆっくりと小さな工房で何をしているか紹介していくことにします。
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